住宅ローンを借りるなら知っておきたい変動と固定金利の選び方

住宅ローンを借りるなら、知っておいてほしいポイントがあります。ついつい目がいってしまいがちですが、金利だけで決めるのは大失敗のモトかもしれません。住宅ローンを選ぶポイントで大切なのは、金利のタイプなのです。銀行ごとに様々な種類がありますが、銀行から選ぶとあなたに合ったローンを選択できない可能性があります。これを読んで、あなたに一番適した住宅ローンを選びましょう!

まずは、自分に合った金利タイプを選びましょう。金利には変動金利や固定金利などがありますが、あなたのライフプランなどから、適したものを選ぶといいでしょう。次に、借り入れできる金融機関をチェックします。あなたが正社員でなければ、一般の銀行から借りることは難しくなるかもしれません。正社員でなくても住宅ローンを組む方法はありますから、そちらを利用しましょう。返し方も重要です。小額から繰り上げ返済のできるプランや、繰上げ返済の手数料が無料のサービスなど、興味のある返済方法があればチェックしておきましょう。

住宅ローンは金利タイプを決めてしまえばもうほとんど決まったも同然です。あなたの希望する金利タイプを取り扱っていない銀行を候補から外すとすれば、だいたい決まってきます。住宅ローンは金利タイプから選ぶといいでしょう。

それでは、金利のタイプにはどのような種類があるのでしょうか。これは変動型、全期間固定型、固定期間選択型の3つがあります。変動型は最初の金利が低く、半年ごとに見直されるため、将来的に金利が上がってしまうというリスクがあるのです。また、返済額については5年に1度見直されることになりますが、あがる場合は前回までの1.25倍が上限となっています。例えば前回の返済額が10万円であった場合、次回は最高で125000円となる可能性があり、この先35年程払っていくからこそよく考えて選びたいものです。将来的に収入が増える可能性のある人や、支出が減っていく可能性のある人にとっておすすめなのが変動型でしょう。

全期間固定型とは、最長35年のローン返済中に金利や返済額が変わらないので、プランの立てやすいところがメリットです。変動型に比べて金利は高めですが、借り入れ時の金利のままで固定してくれます。これは使い方によっては大変便利な方法で、結果的には安く済むということも考えられるでしょう。金利は各金融機関で異なります。

固定期間選択型は5年や10年など、固定金利の期間を選べるようになっているものです。固定期間中は金利も返済額も変わりませんが、決められた期間が終了した後は、その時点の金利を見て次の期間の固定金利をえらべるようになっています。期間が長い程金利は高くなり、選べる固定機関も各金融機関によって異なるのですが、固定期間終了後に金利を変動型に変更するかどうか選ぶことができる商品もあります。選べる固定期間は、各金融機関で異なります。

一般的には、低金利の時は固定型、高金利の時は変動型といわれていますが、固定金利に対して数%低い変動金利の方が人気のある傾向があるようです。また、金利や総返済額の他にも、保証料や手数料なども比較してみるといいでしょう。その他、繰上げ返済の内容や、各種サービスなども比較する材料になります。変動金利と固定金利のどちらが正解ということはありません。金利や返済額のあまり変わらないような場合、どちらにするか悩んだらこういった点を検討してはいかがでしょうか。

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